こんにちは、サシャ(@sashalog_com)です。
今回は我が家の「お盆のお仏壇とお墓参り」についてのお話です。
お盆には7月のお盆である新盆(7月盆)と8月お盆である旧盆(8月盆)がありますが、私が住んでいる地域のお盆は旧盆です。
お盆はご先祖様や亡くなった方々の精霊がこちらの世界にやって来るという事で、お迎えの準備をします。
お仏壇
棚菓子飾り
「お盆とうろう」と呼ばれる飾りと、ペポカボチャ・ぶどう・ハマナスの実・小さな青りんごをお仏壇の上に飾ります。
お盆とうろうは提灯や蓮の花、ナスやブドウなどの形をしており、最中の皮のような見た目をしておりますが、食べる事はできません。
お香
我が家ではお盆に抹香を焚きます。
抹香の原料に使われる樒(しきみ)には独特の香りがあり、邪気を払ったり、故人を悪霊から守ると考えられています。
抹香の匂いを嗅ぐと頭痛がするのは、私に何かが憑いているからでしょうか…どうしましょう!?
花
花は樒(しきみ)や生花を用いるのが基本ですが、我が家では毎年庭や畑で育てたお花をお供えします。
今年はグラジオラス・アスター・百日草・ミソハギ・ひまわり・トルコキキョウ・パイナップルリリー・かすみ草などをお供えました。
回り灯篭
お仏壇の両側に回り灯篭を配置します。
薄暗い仏間で淡く光るその姿はとても幻想的です。
飲食(おんじき)
飲食(おんじき)とは飲んだり食べたりする物のことで、我が家ではその年の畑で採れた野菜などをお供えします。
今年はトウモロコシ・キュウリ・ナス・枝豆・トマトの他、鏡てん、スイカやメロンなどのフルーツを、里芋の葉っぱを器として用意しました。
この他にお赤飯もお供えします。
本来であれば蓮の葉に盛り付けるのですが、良い状態の蓮の葉を用意できませんでしたので、代わりに畑で育てている里芋の葉っぱを使用しました。
お墓参り
我が家では毎年8月6日にお墓の掃除をし、13日にお墓参りをします。
今年はお昼過ぎまで雨が降っておりましので、雨が上がるのを待ってのお墓参りとなりました。
お墓参りをするときは、五供(ごく)と呼ばれる基本のお供えを用意します。
五供(ごく)とは「香」「花」「灯燭(とうしょく)」「浄水」「飲食」のことです。
香
香とは、お線香のことです。
風の強い日のお墓参りでは、お線香に火を付けるのも一苦労です。
花
花はお仏壇と同様に、我が家の庭や畑で育てたお花をお供えします。
こちらの花も、花立から溢れんばかりの量です。
灯燭(とうしょく)
灯燭とは、ろうそくのことです。
風防ろうそく立ては使用しておりませんので、ろうそくの火がちょっとの風でもすぐに消えてしまうんですよね。
浄水
浄水は、場を清めるためのお水です。
お墓の近くには水道がありませんので、ペットボトルにお水を入れて持参します。
飲食(おんじき)
飲食もお仏壇と同様に、畑で採れた野菜ほ他、フルーツやお菓子などをお供えします。
毎年この飲食を狙ってカラスが電線にて待機しているのですが、今年は直前まで雨が降っていた影響か、姿が見えませんでした。
居れば居たで困るのですが、居なければ居ないで張り合いがない、ような。
まとめ
今回は我が家の「お盆のお仏壇とお墓参り」についてご紹介しました。
春からせっせと育てていた数多の花々が、お盆で一気に消費されます。
お供えするお花の量が年々増えている気がするのですが、一体どこまで増やすつもりなのでしょうか…。