こんにちは、サシャ(@sashalog_com)です。
今回は「栗名月」についてのお話です。
中秋の名月の時にように澄み渡った夜空に映える、とても明るく見応えのあった昨晩のお月様。
なのに、写真を撮り忘れてしまいまして…。
上記の画像は、今晩の曇天時のお月様です。
栗名月とは
栗名月とは、中秋の名月(十五夜)から約1か月後の満月の直前、旧暦の9月13日(十三夜)の夜に見える月のことを指します。
中秋の名月(十五夜)が芋名月と呼ばれるのに対して、十三夜は栗名月と呼ばれ、今年は昨日がその日にあたります。
満月の直前とあって、十三夜の月は左側が少し欠けた姿をしておりました。
お供え物

我が家では栗名月の日に、中秋の名月の時と同じようにお月様を眺められる窓辺にテーブルを置いてお供え物を飾ります。
今回は我が家の栗とその栗で作った栗ごはん、大福、果物(リンゴ・ナシ)、そしてお神酒をお供えしました。
ススキのお供えはなく、中秋の名月の時より簡単なものとなっております。
また、お供えはお月様だけで、お馴染みの神様・仏様・氏神様・みな様へのお供えはありません。
栗ごはん
「栗名月」という事で、我が家では夕食に栗ごはんを頂きました。
栗ごはんは、鬼皮と渋皮を剥くのがとーっても面倒なのですが、その手間の先に美味しい栗ごはんが待っているかと思えば、頑張れます。
栗は表面の硬い鬼皮を柔らかくするために、水に浸しておきます。
柔らかくなった栗のおしりから包丁を使って皮をむきます。

皮をむいた栗は、水で洗いキレイにします。

我が家では栗は切らずに、そのままの大きさで頂きます。
お米と少しの塩と少しのお酒と栗を炊飯すれば、美味しい栗ごはんの出来上がりです!

ちょっぴり塩気の効いたご飯とホクホクした栗の相性は抜群です。
まとめ
今回は「栗名月」についてご紹介しました。
中秋の名月または栗名月のどちらか一方しか観ないことを「片見月」または「片月見」と呼び、縁起が悪いこととされておりますが、田舎に住んでおりますと、ふと見上げればお月様がそこに佇んでおりますので、見忘れる事はないかな、と。
秋のお月様は自己主張が強いようで、怖いくらい輝いております。