こんにちは、サシャ(@sashalog_com)です。
今回は「ジャバラ」についてのお話です。
ジャバラとは?

ミカン科ミカン属の柑橘類・ジャバラ。
ジャバラはユズやクネンボ(九年母)、紀州みかんなどの複数の柑橘が自然交配してできた香酸柑橘(こうさんかんきつ)です。
日本で唯一の飛び地として知られる和歌山県北山村にのみ自生していたため、 その希少性の高さから幻の果実と呼ばれております。
和歌山県が収穫量の8割以上を占めますが、三重県や愛媛県などでも栽培されております。
「邪気を払うほどに酸っぱい」ことからジャバラの名前が付けられましたが、糖度は9.5〜12.5%程度と高めです。
11月頃に収穫された時は果皮が緑色なのですが、熟すにつれて黄色になっていきます。
ジャバラには、花粉症やアレルギー症状の緩和に有効とされる成分「ナリルチン」が他の柑橘類より豊富に含まれているため、花粉真っ盛りのこの時期を、心穏やかに過ごすための成分として期待が寄せられております。
もちろん私もその1人でございます。

ところで、先月中旬、とあるスーパーにて「風邪予防にぴったり!」のPOP広告と共にこのジャバラが販売されていたのですが、そこには愛媛県産の雑柑(ざっかん)と表示されておりました。
雑柑とは、自然交配・交雑によって生まれた(系統が明確でない)柑橘の総称です。
日本にはこの仲間が非常に多くあり、ハッサク(八朔)やイヨカン(伊予柑)等がそれにあたり、風味や食感が多彩なのが特徴となっております。
自然交雑で生まれたジャバラは雑柑類でもあるのかな?
それとも、これはジャバラではない他の柑橘類なのかな?
どっちなんだい!
柑橘類大好き!酸味大好き!苦味大好き!な私としては、酸っぱくて苦ければ合格なのですが、花粉症やアレルギー症状の緩和のためには、ジャバラであって欲しいものです。
ということで、珍しい柑橘類を見つけたならば速やかにシロップやマーマレードに仕上げたくなる衝動にかられる私は、酸味と苦味の度合いが分からぬ未知の商品ではありましたが、大量に購入してしまいました。


なお、ジャバラは1979年に品種登録されましたが、現在の分類学上、真正の種としては一般(著名な植物のデータベース等)に認識されていないようです。
ジャバラシロップの作り方
先述の通り、ジャバラは香酸柑橘のため生食に向いておりませんので、シロップを作ることにしました。


果物のシロップの分量は基本的に果物1に対して砂糖が1ですので、ジャバラの分量に合わせて氷砂糖を500g用意しました。


ジャバラは輪切りにしようと思ったのですが中心部分を上手に切れなかったため、ザク切りにしました。


ジャバラを切っている時は、
思ったより香りが苦くて酸っぱい!
と思ったのですが、食べてみたところ
苦くて酸っぱいけど、爽やか!
そして、甘い!!!
苦くて酸っぱい香りに身構えていたのですが、糖度が9.5〜12.5%もあるだけあって、生食しようと思えばできるかも。
柑橘類大好き!酸味大好き!苦味大好き!人間の私の感想が役に立つとは思えませんので、参考までに。
なお、通常柑橘類でシロップを作る場合は果皮を剥いたり白いワタの部分を取ったりするのですが、ジャバラは果皮にナリルチンが多く含まれておりますので、取り除かずに丸ごと使用することにしました。
切った果肉は、軽く潰しながら煮沸消毒した瓶に氷砂糖と交互に入れていきます。


時々軽く混ぜながら待つこと一週間、とても美味しそうなジャバラシロップが出来上がりました。


出来上がったシロップを炭酸水で割って飲んでみたのですが、一週間経ったせいか香りがまろやかになり、苦味や酸味の存在感が薄い……。
つまり、とても飲みやすく、ただただ美味しいシロップとなっておりました。


香りがまろやかになったのは良いのですが、酸味好きの私には何か物足りない。
生のジャバラを絞って入れようかと思い立ち、すぐに以前ジャバラを購入したスーパーに赴いたところ、ジャバラに興味を持つ人が少なかったようで、売り場が隅の方に移動しておりました。
これは私に買えということだね?そうだよね!
ということで、ジャバラ御一行様を我が家に迎え入れた次第にございます。


ジャバラ以外にも様々な柑橘類でシロップを作っているのですが、冷蔵庫の空き待ちになることもしばしば。
糖分の取りすぎかもと思いつつ、止められない止まらない、今日この頃です。


和歌山県北山村のジャバラ商品
ジャバラが生まれた和歌山県北山村にある株式会社じゃばらいず北山からは、多種多様なジャバラ商品が販売されております。
ご興味のある方はサイトを訪れてみてください。
UHA味覚糖ののど飴
製菓会社「UHA味覚糖」さんからも、和歌山県北山村産のじゃばら果汁を使用したのど飴が販売されております。
気軽にジャバラを摂取したい方におすすめです。


まとめ


今回は「ジャバラ」についてご紹介しました。
ジャバラシロップを炭酸水で割ったりお湯で割ったりして飲み続ける事約一か月。
花粉症やアレルギー症状に何らかの効果があったのかは、この時期の三種の神器(飲み薬、点鼻薬、目薬)との併用につき……、よく分かりません!
が、ちょっとクセのある柑橘類が大好きな私にとっては、良き出会いだったと思います。
今年の収穫・販売時期は終わってしまいましたが、ジャバラは毎年11月下旬くらいから販売が始まるようですので、見つけたならば速やかに購入したいと思います。

