こんにちは、サシャ(@sashalog_com)です。
今回は「野鳥」についてのお話です。
過去のブログでもお話したのですが、我が家にはたくさんの野鳥がやってきます。
特にこの時期はスズメとツバメとハクセキレイの甲高い鳴き声が、あちらこちらから絶え間なく聞こえてきます。
ハクセキレイ
セキレイ科セキレイ属の留鳥(漂鳥)・ハクセキレイ。
野鳥は基本的には人間が近づくと皆一様に飛び立つのですが、ハクセキレイだけは人間に対しての警戒心が薄いようで、人間が近づいても知らんぷりです。
先日も畑をウロウロとしているハクセキレイに出会ったのですが、私の存在など気にも留めていない様子でした。
ところが、先日ハハが畑に居たところ、何かが癪に障ったようで「チュンチュン チュンチュン」とけたたましく鳴いて、ハハを追い立てたそうです。
春先から思っていたのですが、今年のハクセキレイは例年に比べてとても活発な動きをしております。
数で勝てないツバメにも、大きさで勝てないヒヨドリにも、負けじと「チュンチュン チュンチュン」と鳴き散らしている様子を何度か目撃したことがあります。
元気過ぎて、ついには人間にまで圧をかけるようになったようです。
ハハ曰く、畑の近くに営巣したのではないか。
なるほど。
そういえば昨年我が家のユズリハに営巣したヒヨドリも、人間が近づくとけたたましく鳴いておりましたので、ハクセキレイもヒヨドリと同じように、巣を守っていたのかもしれません。
ところで、セキレイは一夫一妻の野鳥と聞いていたのですが、先日、そうでもないかも?という現場に遭遇しました。
我が家の敷地で仲良く「チュン チュン」していたハクセキレイのつがいが居たのですが、そこに他のメスが2羽やって来ました。
おやっ?と思い、じーっと様子を伺っていたのですが、何やら雲行きがあやしい…。
逃げるオスに追いかけるメス(x3羽)、まるで正妻と愛人1号・2号に詰め寄られる夫のようです。
飛ばずに歩いて距離を詰めるあたりに、ハクセキレイらしさを感じます。
野鳥の昼ドラを目撃することになるとは、人生何があるか分かりませんね。
実際のところは定かではありませんが、セグロセキレイの一夫二妻について書かれた文献もありますので、当たらずしも遠からず、といったところでしょうか。
ちなみにその文献によると、第一夫人が第二夫人に優位な行動をとっており、夫は第一夫人とより長く連れ添っていたそうです。
鳥社会でも、正妻の立場は強いようです。
話がそれてしまいましたが、今年のハクセキレイは気が強そうですので、お付き合いは程々にしたいと思います。
ヘビの次はハクセキレイに驚かされたハハですが、先日はニホンカナヘビ(トカゲ)との邂逅もありましたので、ある意味当たり年のようです。
コゲラ
夏になると我が家の庭にやってくる、キツツキ目キツツキ科の留鳥・コゲラ。
コゲラは日本で一番小さなキツツキです。
「ギィーッ ギィーッ」という特徴のある鳴き声ですのですぐに存在を知る事はできるのですが、体が木の枝と似ている色合いをしておりますので、しばらく庭を見つめていないと、存在を確認することが難しい野鳥です。
先日庭で発見したコゲラをしばらく観察していたところ、小気味良く木の枝を突っついておりました。
どうやら餌となる虫を探していたようです。
ところで、コゲラは上記画像のように木の枝を逆さまになって移動することができるのですが、それを可能にしているのが、太い足の指と側面に可動可能な第4趾(だいよんし)、発達した関節の筋肉、そして鋭い爪です。
体は小さくとも、素晴らしい握力をお持ちのようです。
ウミネコ
カモメ科カモメ属の留鳥・ウミネコ。
我が家の近くの田んぼに、突如大挙して押し寄せてきたウミネコ。
黙って海で餌を探せばよいものを、わざわざ田んぼまでやって来た理由は何なのでしょうか?
我が家の周りの田んぼには、たまにこのようにウミネコが押し寄せてきます。
結構な数が飛来しますので、ちょっと不気味でございます。
まとめ
今回は「野鳥」についてご紹介しました。
先日見かけたハクセキレイ達、実際のところはどうなんでしょうか…、気になる!