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春の花々 – ムスカリ・チューリップ・椿・スイセン・雪柳・ミヤマオダマキ

写真:ムスカリ

こんにちは、サシャ(@sashalog_com)です。

今回は「春の花々」についてのお話です。

今年は暖冬でしたので植物たちの開花は早まるかと思っていたのですが、蓋を開けてみれば例年並みの開花速度で進んでおります。

目次

ムスカリ

写真:ムスカリ

キジカクシ科ムスカリ属の多年草・ムスカリ

うっかりさんのハハにより、我が家のムスカリは年々その数を減らしてしまっていたのですが、幸いな事にご近所さんから鉢ごとムスカリを頂く機会に恵まれまして、只今絶賛育成中にございます。

いずれ地植えをしたいと思っておりますが、我が家の花壇には憎きネズミやモグラが度々やって来ては悪さをしております。

何とかせねば。

写真:はぐれムスカリ

ところで、我が家の敷地内では至る所ではぐれムスカリが育っております。

球根を掘り上げてまとめて育てようかとも思いましたが、ムスカリは自然分球で増えるお花ですので、このままここで増えてもらう事にしました。

頼むよ、君たち。

チューリップ

写真:赤いチューリップ

ユリ科チューリップ属の多年草・チューリップ

今年の我が家のチューリップは一見綺麗に咲き揃ったように見えますが、実は背がそれほど伸びなかった個体がちらほら。

写真:チューリップ

チューリップは一定期間寒さにあたることで生長活動が促進されるのですが、暖冬で低温が足りなかった場合は花が咲かなかったり、咲いても茎が短くなったりします。

私が住んでいる地域は今冬、近年稀に見る暖かさでしたので、おそらくこれが原因と思われます。

人間にとってはありがたい気候も、植物にとってはそうでもないようです。

ツバキ

写真:ピンク色のツバキ

ツバキ科ツバキ属の常緑低木・ツバキ(椿)

小ぶりな愛らしいお花をいくつも咲かせてくれるピンク色のツバキですが、落花後はなかなかの散らかりようとなります。

咲いている時の姿との差が激しすぎる。

写真:ピンク色のツバキが散った後

我が家にあるツバキのうち一番最後に開花するのがこちらの濃い赤色のツバキで、花形は獅子咲きだと思いますが、品種名は分かりません。

ピンク色のツバキに比べて二回りくらい大きく、とても華やかです。

写真:赤いツバキ

ツバキは花の時期が終わる頃に萼(がく)とめしべを枝に残してぽとりと落ちる、去り際がとても潔いお花にございます。

写真:枝に残されたツバキの萼(がく)とめしべ
枝に残されたツバキの萼(がく)とめしべ

スイセン

写真:ラッパスイセン

ヒガンバナ科スイセン属の多年草・スイセン

スイセン属にはたくさんの品種があり、スイセン属に含まれる植物を総称してスイセンと呼ばれております。

西洋系のスイセン(海外の園芸品種)は、下記画像のように1本の茎に1輪のお花を咲かせる場合が多いのですが、

写真:ラッパスイセンの蕾

ニホンズイセン(日本水仙)は房咲きですので、1本の茎に3〜4輪のお花を咲かせます。

写真:ニホンズイセン

上記画像のニホンズイセンは5輪のお花を咲かせておりますので、個体差はあるようです。

写真:ニホンズイセン

ユキヤナギ

写真:ユキヤナギ

バラ科シモツケ属の落葉低木・ユキヤナギ雪柳)

我が家では、ユキヤナギは敷地の境界線としての役割を担っており、お花を咲かせることを目的としておりません。

日当たりもあまり良くないせいか花付きは悪いのですが、数年に一度、それまでの分を取り返すように咲き誇る場合がありますので、急かさずに気長に待っております。

ミヤマオダマキ

写真:ミヤマオダマキ

キンポウゲ科オダマキ属の多年草(山野草)・ミヤマオダマキ

紫色のお花が大好きな私にとって、大事な大事なオダマキさん(我が家ではミヤマオダマキをオダマキさんと呼んでおります)。

そのオダマキさんに危機が迫っております。

毎年のように順調に花数を増やしておりましたが、昨夏の猛暑の影響か、今春は例年に比べて花数をグッと減らしての開花となってしまいました。

写真:ミヤマオダマキ

人間だって昨夏の猛暑は耐えがたかったのに、祖先が高山植物のオダマキさんにとっては耐えがたいでは済まない辛さだったと思います。

持ち直してくれるかしら。

まとめ

今回は「春の花々」についてご紹介しました。

昨夏の猛暑の影響か例年に比べて元気のない植物もありますが、今のところ我が家の植物たちは順調に開花しております。

このまま何事もなく秋まで駆け抜けてほしいものです。

写真:ムスカリ

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