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初夏の花々 – オルレア・アケボノフウロ・小手毬・アヤメ・シロミミナグサ・真弓・鬼胡桃

写真:コデマリ

こんにちは、サシャ(@sashalog_com)です。

今回は「初夏の花々」についてのお話です。

目次

オルレア

写真:オルレア

セリ科オルレア属の多年草(1年草)・オルレア

オルレアは、白くレースで編んだような繊細なお花が約10cm程の塊となって咲きます。

昨年知人から頂いたのですが、セリ科の植物らしいニンジンに似た葉っぱですので、初めて見た時は「ここ(花壇)にニンジンを植えたのは誰???」と思ったものでございます。

こぼれ種でも増えるのですが、1年ですでに花壇の主と化しており、今年は至る所から「こんにちは」状態となりました。

写真:オルレアの蕾(左)と種(右)
左:オルレアの蕾、右:花後には種ができ始める

オルレアが属するオルレア属の植物は少なく、観賞用として一般的に栽培されているのが、この花が大きく美しい、学名:オルレア・グランディフローラ(Orlaya grandiflora)です。

日本では主に流通している園芸品種名のホワイトレースのほうが学名より先に有名になったため、ホワイトレースと呼ばれることもありますが、同じセリ科にホワイトレースフラワーというお花もあるため、近年ではオルレアと呼ばれるようになっております。

ややこしい…。

アケボノフウロ

写真:アケボノフウロ

フウロソウ科フウロソウ属の多年草・アケボノフウロ(曙風露)

我が家のアケボノフウロは上記画像のように密生して咲いてはおりませんが、花色がとても濃い色ですので、青々と繁った葉っぱに埋もれることなく存在感を示しております。

株が大きくなると密生してくるようですので、気長に待ちたいと思います。

ちなみに、アケボノフウロは国内での流通名で、学名はゲラニウム・サングイネウム、園芸品種名はナヌムです。

オルレア共々、ややこしい…。

コデマリ

写真:コデマリ

バラ科シモツケ属の落葉低木・コデマリ(小手毬

昨年は、緩やかなラインを描く枝が右に左にと寝癖のように個性豊かな動きをしておりましたが、今年は割とまとまった咲き方となりました。

ふんわりとした儚げなお花を枝先にちょこんと乗せているだけに見えますが、横から見ると、グイグイと上へ上へと迫り出しているのが分かります。

人間と同じで、見る角度が大事なようです。

写真:横から見たコデマリ

アヤメ

写真:アヤメ

アヤメ科アヤメ属の多年草・アヤメ

我が家の植物の中でスイセンの次に個体数が多いであろうアヤメは、今年も紫色の花好きな私の目を楽しませてくれております。

敷地内にてちょこちょこと分散して咲いておりますが、より濃い紫色を拝みたい私としましては、もう少しまとまって咲いてくれても良いと思っております。

ところで、今年も「アヤメ」と「ハナショウブ」と「カキツバタ」の違いについて、家族と不毛な会話を繰り広げてしまいました。

どうやら、記憶の賞味期限は1年もないようです。

シロミミナグサ

写真:シロミミナグサ

ナデシコ科ミミナグサ属の多年草・シロミミナグサ(白耳菜草)

私は涼しげな印象を与えてくれるシルバーリーフ(白や銀色の葉を持つ植物のこと)が大好きですので、全体が銀灰色の毛で覆われているシロミミナグサの開花を、毎年とても楽しみにしております。

シロミミナグサはマット状に広がるため、グランドカバーとしての役割も担っているのですが、お隣のシバザクラと絡み合っている箇所があるため、整理整頓が必要となってきました。

学名はセラスチウムですが、我が家では和名のシロミミナグサの名で呼んでおります。

マユミ

写真:マユミの花01
マユミの雄花

ニシキギ科ニシキギ属の落葉広葉の小高木・マユミ(真弓)

マユミは秋にできるピンク色のサイコロのような実を鑑賞するために、古くから庭木または盆栽として親しまれてきた木です。

マユミのお花は直径1cm程の淡い緑色で、葉の影に隠れて1〜7輪ずつ密やかに咲きます。

この小ささをどうやってお伝えしようかと考えていたところ、都合良くアマガエルがお花のお隣にてくつろいでいる現場に遭遇しました。

ということで、こんな感じの大きさです。

写真:マユミの花02

マユミは雌雄異株で、秋に実がなるのは雌花を咲かせる雌木です。

我が家のマユミに実がなったところを見たことはなく、また咲く花も雌しべが短く雄しべが長いことから、我が家のマユミは雄株だと思います。

実の鑑賞が主な目的となるため一般的に流通しているマユミの多くは雌木なのに、我が家のマユミは雄木…、なぜ???

オニグルミ

写真:オニグルミの雄花
オニグルミの雄花

我が家の木ではありませんが、備忘録として記したいと思います。

クルミ科クルミ属の落葉高木の総称・クルミ(胡桃)

我が家の敷地は用水路が境界線となっている箇所があり、その用水路の反対側のお隣さんの敷地には、オニグルミ(鬼胡桃)の木が生えております。

クルミのお花には雄花と雌花があり、小さなお花が穂状に集まって垂れ下がって咲く黄緑色のお花は雄花です。

残念ながら、赤い雌花は葉っぱの影に隠れて撮影することができませんでした。

まとめ

今回は「初夏の花々」についてご紹介しました。

オルレアといいアケボノフウロといいシロミミナグサといい、本当はどの名前で呼べば良いのか?

調べれば調べるほど???

誰か何とかしてください!!!

写真:コデマリ

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