こんにちは、サシャ(@sashalog_com)です。
今回は「秋の花々」についてのお話です。
我が家では秋に咲く花の種類は多くありませんが、代わりに木々に実が付き始めます。
コルチカム
イヌサフラン科イヌサフラン属の多年草・コルチカム。
コルチカム・オータムナーレ(和名:イヌサフラン)などを中心に、いくつもの園芸品種があります。
コルチカムは葉を展開する前に土から直接花茎を伸ばして咲くお花で、葉っぱは開花後に出てきます。
花尾の虎と同様に、育てているというよりは勝手に伸び伸びと生きていると言った感じです。
美しい花姿から裸の貴婦人とも呼ばれるコルチカムですが、コルヒチンというアルカイド系の毒を持っておりますので、誤って口にしないよう注意が必要です。
ところで、コルチカムの花弁の上で子作りに励んでいるイナゴがおりました。
毒を持つ植物の側での子作り、強いお子様が誕生しそうですね。
宿根アスター
キク科シオン属(アスター属)の多年草・宿根アスター。
一般にアスターというと一年草のアスターを指しますが、これはキク科カリステフス属で、宿根アスターとは別属です。
我が家の宿根アスターは、草丈が比較的高く小さな花が無数に咲くタイプのクジャクアスターと呼ばれる品種群です。
花期は品種によって異なりますが、我が家の紫色と白色のクジャクアスターは9月中旬ごろから咲き始めます。
クジャクアスターはもっさりどっさりと成長しますので、支柱が必須です。
春先から成長し始め、夏にグングンと成長し、秋に満を辞して花を咲かせます。
花が咲くまでの期間が長すぎて、毎年花を咲かせているのにもかかわらず「この花なんだっけ?」状態となります。
ダリア
夏の終わりからずーっと咲き続けているダリア。
ダリアは他の切り花に比べて日持ちがあまりよくありませんが、それは気温が高い時期の場合です。
気温が低くなる10月以降は、グッと持ちがよくなり1週間くらいは持ってくれます。
ウメモドキ
モチノキ科モチノキ属の落葉低木・ウメモドキ。
ウメモドキは6月頃に花を咲かせ、その後にできた実が9月頃に赤く色づき始めます。
落葉した後も実は枝に残りますので、真っ赤な実を長く楽しむことができます。
小鳥がこの赤い実を狙って飛来しますので、雪景色と共に楽しめるかどうかは小鳥の食欲次第です。
紅紫檀(ベニシタン)
バラ科シャリントウ属の常緑低木・紅紫檀。
紅紫檀もウメモドキと同様に、初夏に花が咲いた後に結実し、秋に実が赤く色づき始めます。
耐寒性・耐暑性・耐潮性がありますので、どこでも生きていける逞しい木です。
あまり上には伸びず、水平に這うように成長します。
5月頃に実とよく似た色の花を咲かせるのですが、花弁は平開しませんので、一見すると実がついたかのように見えます。
まとめ
今回は「秋の花々」についてご紹介しました。
秋に咲く花の種類は多くありませんが、晩夏に咲き始めた花々は比較的花期が長めですので、いつまでも花壇を彩ってくれております。
気温が下がった事により益々旺盛になったダリアは、相変わらず、我が家にてのさばっております。
夢にも出てきそうな勢いです。