こんにちは、サシャ(@sashalog_com)です。
今回は「夏の花々」についてご紹介したいと思います。
我が家の開花ラッシュもやっと行列の最後尾が見えてきたような、こないような…。
ムシトリナデシコ
ナデシコ科マンテマ属の越年草・ムシトリナデシコ。
ムシトリナデシコは1~1.5㎝程の濃いピンク色の小花を多数咲かせ、花序を形成するお花です。
耐寒性に優れておりとても丈夫な性質で、こぼれ種でもよく増えますので、日本に導入されるや否や、あっという間に帰化植物として定着しました。
茎の粘液でアリなどの小さな虫を捕らえられることからその名が付きましたが、食虫植物ではありません。
我が家では数年前までは雑草のごとくポイポイと引っこ抜かれていたのですが、いつの間にやら市民権を得たようで、今では普通に咲いています。
ムシトリナデシコの粘り勝ちですね。
ツルバギア
ヒガンバナ科ツルバギア属の多年草・ツルバギア。
ツルバギアはスイセンに見られるような副花冠(中央の筒状になっている部分)が特徴的なお花です。
涼しげな薄紫色をしており、すらりとした立ち姿が美しいのですが、何とも言えないニオイがしますので、切り花には向いておりません。
花期が比較的長めですので、初夏から夏にかけて楽しむ事ができます。
ヒルザキツキミソウ
アカバナ科マツヨイグサ属の多年草・ヒルザキツキミソウ(昼咲月見草)。
ヒルザキツキミソウは夕方から夜に咲くツキミソウと違い、明るい昼間に開花するお花ですが、夕方以降も咲いていたりします。
儚く柔らかな花びらがとても愛らしいお花ですが、耐寒性に優れておりとても丈夫な性質です。
やはり、可憐で儚げなお花は逞しいですね。
シャクヤク
ボタン科ボタン属の多年草・シャクヤク(芍薬)。
シャクヤクは品種・形・色の種類が豊富で、とても華やかででエレガントな雰囲気が漂うお花です。
シャクヤクの蕾はゴルフボール位の大きさなのですが、花の大きさは10〜15cmにもなります。
小さな蕾にこれだけの花弁を隠し持てるとは、とても高度な収納技術をお持ちのようです。
ダッチアイリス
アヤメ科アヤメ属の多年草・ダッチアイリス。
ダッチアイリスは茎を一本直立させて、その頂上に花を一つ二つ付け、小ざっぱりとしたお花を咲かせます。
我が家ではジエビネと入れ替わるように咲き始めます。
まとめ
今回も「夏の花々」についてご紹介しました。
前回の記事で背の高い花は仏花になるとお話ししましたが、今回ご紹介したムシトリナデシコ、ヒルザキツキミソウ、シャクヤクも背の高いお花ですので、前回の花に変わって現在お仏壇に供えられております。
あの臭いから解放され、一安心です。