こんにちは、サシャ(@sashalog_com)です。
今回は「栗の渋皮煮」についてのお話です。
栗の渋皮煮は、品のあるやさしい甘みと宝石のように艶やかで美しい見た目の旬の味わいです。
とーっても美味しいのですが、とーっても手間がかかります。
作り方は簡単なのですが、とにかく面倒!
しかし、手間を惜しまずに丁寧に作った栗の渋皮煮の美味しいこと、美味しいこと。
あーだこーだと言いながらも、毎年作り続けております。
ちなみに、我が家の栗の渋皮煮は、ずーっと昔から土井勝先生のレシピで作り続けております。
渋皮煮の材料
- 栗…大20個
- 重曹…大さじ1.5
- 砂糖…360g
*今回は大きめの栗が少なかったので、中位の栗と併せて30個としました。
渋皮煮の作り方
耐熱ボウルに栗とたっぷりの熱湯を入れ、粗熱が取れるまで30分ほど浸して、鬼皮をむきやすくします。
渋皮に傷を付けないように、栗のおしりの方から鬼皮をむきます。
鍋に栗とかぶるくらいの水と重曹(大さじ2/3)を入れて、中火で約10分くらい茹でます。
アクが出てきて赤く色付いた茹で汁が溢れそうな場合は、少し火を落として調節します。
栗に直接水がかからないように木べらなどで水の流れを調整しながら、茹で汁が透明になるまで流水で流します。
爪楊枝や竹串などを利用して、渋皮の堅い筋を取り除きます。
作業中は…無言・無心です。
再び鍋に栗とかぶるくらいの水と重曹(大さじ2/3)を入れて、中火で約10分くらい茹でます。
1回目と同様に、茹で汁が溢れそうな場合は少し火を落として調節します。
茹で汁が透明になるまで流水で流します。
爪楊枝や竹串などを上下に動かしこするようにして、渋皮の表面の繊維を取り除きます。
渋皮は傷つけずに表面の繊維だけ取るようしたいのですが…これがなかなか難しい!
根気よく作業しなければなりません。
もちろん、作業中は無言・無心です。
ホーローの鍋に栗とかぶるくらいの水と砂糖を入れて、落とし蓋をします。
そして、中火で煮汁がひたひたになるくらいまで煮詰めていきます。
煮汁がひたひたになりトロッとしてきたら火を止め、そのまま一昼夜おいて味を含ませます。
まとめ
今回は「栗の渋皮煮」についてご紹介しました。
栗の渋皮煮は作ったその日にも食べられますが、一昼夜おいてからの方が味が馴染んでより一層美味しく頂けます!
ひと粒ずつ大事に頂きたいところですが、つい2個3個と手が伸びてしまう美味しさです。
冷蔵庫で1週間ほど保存可能ですが、やみつきになる美味しさに…一週間ももたないかも。