こんにちは、サシャ(@sashalog_com)です。
今回は「クマバチ」についてのお話です。
クマバチとは?
ミツバチ科クマバチ属の昆虫の総称・クマバチ(熊蜂)。
クマバチの体長は2cmを超え、クマを思わせるようなずんぐりむっくりとした体型や色、毛をしていることが名前の由来となっており、日本の在来種は5種が知られておりますが、単にクマバチと呼ぶときは大体キムネクマバチのこを指します。
私が住んでいる地域では鼻濁音を挟んでクマンバチと呼ぶこともありますが、クマンバチという呼び方はスズメバチのことを指していることが多いようです。
ちょっと紛らわしいですね。
むさぼるクマバチ
クマバチはこの時期、様々な花の蜜を狙ってブーンブンブンと忙しなく飛び回るのですが、我が家のブルーベリーの花に狙いを定めた個体がおりましたので、しばし観察してみることにしました。
クマバチは大きな羽音をたててホバリングするものですから怖そうな印象を受けますが、羽音を立てて飛んでいるオスには針がありませんので、刺される心配はありません。
また、メスには針がありますが、ミツバチよりはずっとおとなしく、ほとんど刺されることはありません。
クマバチは名前と見かけによらず、干渉しなければ非常に温厚な蜂なのです。
名前がもたらす濡れ衣、と言ったところでしょうか。
人間(私)には無関心のようで、私がじーっと観察していようとお構いなしに必死にブルーベリーの蜜をむさぼるクマバチ。
他の昆虫に渡してなるものかと、お花をガッチリ抱え込んで蜜をむさぼるクマバチ。
上に下にと余すことなく蜜をむさぼるクマバチ。
可愛いですな。
クマバチは頑丈な首と太い口元を使って、花の外側から穴を開けて蜜だけを吸う盗蜜(受粉は行わずに花蜜のみを奪うこと)を行うことがあります。
我が家としては、5本あるブルーベリーの花粉の運び屋としての役割を期待しておりますので、盗蜜はほどほどにお願いします。
まとめ
今回は「クマバチ」についてご紹介しました。
先日、庭にてツツジの蜜を吸っていたクマバチをヒヨドリが口にするのを目撃しました。
世知辛い世の中ですな。
そのヒヨドリも私の存在に気づいて驚き、ツツジの木にはまって抜け出せずにおりました。
世の中、何が起こるか分かりませんな。